FlashDevelop4.0.0 Beta
出典: FlashDevelop.jp
ついに開発者向けではなく、FlashDevelop4 ベータ版がリリースされました。
このリリースは予定より長くかかった、そして少し予定した機能を先送りにしたリリースです。
しかし、これらの機能の為の全てのコアな変更をすませました。これによってここからうまく開発していく事が可能です。
このリリースはベータリリースですので、もっとも安定したリリースを望む人は最終的なリリースを待つべきです。
カスタマイズする人への注意:
FD4 は FD3 のプラグインとの互換性はありません。FD3 をインストールしている場合、クリーンインストールする必要があります。
プラグイン開発者へお注意:
プラグインは 新しい IPlugin を実装し、1 を返す必要があります。
ダウンロードは次のページの下部にある「Download FlashDevelop 4.0.0 Beta」と「Download patch」をクリックしてインストーラーを入手ください。
FlashDevelop 4.0.0 Beta released
インストールした後、 Download patch でダウンロードした ZIP ファイルを解凍して
Program Files/FlashDevelop/Plugins
に中身をコピペします。
目次 |
新しい機能
- Android プロジェクトテンプレート(AndroidSDKが必要ありません!)
- 新しい、大幅に改善された AS3 デバッガ (AIR for Android & iOS にも対応)
- プロジェクトSDK、プラットフォーム、アウトプットの管理の改善
- fcsh のキャッシュを削除する “プロジェクトのクリーニング(Clean Project)” を追加
- SWF/SWC の内部サイズリポートの追加
- Mercurial(HG) をサポート
- プロジェクトツリーから直接「ソースパスに追加」が可能
- リファクタリング・コードフォーマッターとして FDFlexFormatter プラグインを統合
- AIR アプリケーションの設定プラグインを統合
- ショートカットの一括管理機能を追加
- 選択した単語のハイライト (Control+ダブルクリック)
- ハッシュの挿入ダイアログを追加 (挿入 > ハッシュの挿入…)
- BOMをステータスバーに表示
- 行を上/下に移動 (Ctrl+Alt+上下キー)
- UIの調整と改善
- UTF-7 のサポートを追加
新しいコード生成/補完機能
- メソッド内で宣言したローカル変数を一番上に持ってくる機能
- イベントハンドラーの自動ネーミング機能 : addEventListener(event, [Ctrl + Shift + 1]
- メソッドのパラメータからクラスフィールドを作成
- メソッドやコンストラクタ―の宣言の変更
- コールバック型の補完
バグ修正と改善
- FlashCS5.5の検知
- Flash10.3 と 11 のサポート
- FlashCS* 用の JSFL をエラーをキャプチャーできるように改善
- AS3 コンパイラーの警告で、コンパイルを停止しないように改良
- Haxe の補完、ジェネレータを改善
- Flashログビューアの出力をリライト
- “Always compile” を “Set Document class” へと名称変更(日本語ではとくに変更していません)
- コード生成により生成されるメソッドの場所を指定するための設定項目を追加
- スニペットを改善
- ローカライゼーションの改善
- プロジェクトテンプレートの改善
- フォルダーを指定してファイルの検索で、隠しファイルを無視
- インストーラーから AIR SDK をダウンロード・インストール可
- プロジェクトマネージャーファイルテンプレートにカスタムネームを付加
- AS3 の関連ファイルタイプ(デフォルトでは *.as, *.mxml) を変更/追加が可能。
- マクロを FD 上で編集するための C# カラーリングの追加
プラグイン開発者へ向けた改善
- グローバルショートカットマネージャー
- 新しいシステムイベントの追加、システムの改善
- プロジェクトごとのキー/値ストレージ
- マクロマネージャーにスクリプトの初期化機能を追加
- いくつかの新しい Scintilla の機能 (CopyWordなど)
- その他のバグ修正、小さな機能や改善を施しました
貢献者
- ir73 & zobo: デバッガーとコード補完の改善
- Thibaud.de: 新しいプロジェクトを作る時のダイアログの画像や、その他画像関係
- i.o: 補完リストのUIと機能の改善
- Frederico Garcia: FDFlexFormatter プラグイン
- FlashDevelop.jp: 編集にかかわる機能の改善
- froggerjohn: Scintillaにかかわる機能の改善
- Griz & matsumos: ローカライゼーション
- Sam A: AirProperties プラグイン
- k24: Mercurial のサポート
Mac/Linux 上での仮想化
ネイティブヘルパー(ブリッジ)
これはアルファ段階の機能です
FlashDevelop Mac/Linux integration: the Bridge project
残念ながら Mac 環境が無いので確かめられません。
(絶賛日本語記事募集中)
ブリッジの大雑把な概要。(若干古いので注意)
http://togetter.com/li/76409
このリリースでは未実装の機能
- iOS 用テンプレート (良いチュートリアル(英語記事)
Exporting for iPhone using Air 2.7 and FlashDevelop - Part Two, Creating an iPhone Project) - よりよいモバイルプロジェクトの統合
- プロジェクトソリューション機能
詳細
Android プロジェクトテンプレート
AIR for Android を試すのに最も簡単な環境って事になりそうです。
FD4 に adb が内蔵されていて Android SDK を必要とせずコンパイルできました。
作り方
- FD4 をインストール
- ActionScript 3 - AS3 Android App プロジェクトを作成
- プロジェクト設定を見て書き出しAIRのバージョンを変更( FlexSDK にあわせて設定)
- application.xml の 2行目の http://ns.adobe.com/air/application/2.7 を書き出す予定の AIR のバージョンに変更(例:2.6)
- コンパイル
これだけ。
もしERROR: incorrect path to Flex SDK in ‘bat\SetupSDK.bat’のようなエラーが出た場合は
プロジェクトの bat ディレクトリの中の SetupSDK.bat を確認してみてください。
4行目が予定しているSDKでない場合があります。
パスがちゃんと通ってないとこんなエラーが出ます。
AS3 デバッガを大幅に改善
かなり優秀になってきているようです。
今まで表示されなかった部分なども表示されています。
プロファイラも、今までプロファイラを使っているとメモリリークするっていう使う意味皆無のバグがありましたが、それも改善されているようです。
プロジェクト SDK, プラットフォーム、アウトプットの管理等の書き直し
FD4 からプロジェクトごとに使う FlexSDK をあらかじめいくつか登録しておいて
FlexSDK のバージョンを簡単に切り替えて使用することができるようになりました。
ツール(T) → 環境設定(P) [F10] → AS3Context → Installed FlexSDKs
を編集すると以下のようなリスト編集画面が現れます。
追加(A)ボタン をクリックして、右側の Path で FlexSDK のルートパスを指定し、OK ボタンをクリックすると、
FlexSDK のルートにある flex-sdk-description.xml を見て FlashDevelop が勝手に名前を付けてくれるので便利。
Redtamarin プロジェクト等で、別SDKがある場合でも flex-sdk-description.xml を自分で書いてしまえば
上の画像のように登録できます。
プロジェクトで使用する FlexSDK を設定する場合は、
プロジェクト(P) → プロジェクト設定(P) → SDK → インストールされた SDK
を選択すれば簡単に設定できます。
今までのような「あのプロジェクトはFP9だからあっちのSDK、このプロジェクトはFP10.2だからこっちのSDK」のようなわずらわしい設定はいりません。
プロジェクトのクリーニング機能の追加
それほど体験して無いのですが、時々 fcsh がキャッシュしすぎて、ソースの変更が反映されないということが起きるそうです。
その場合
プロジェクト(P) → プロジェクトのクリーニング(C)[Shift + F8]
で、fcsh がキャッシュしたオブジェクトなどを一旦削除できます。
SWF/SWC 内部のサイズ表示機能
SWF や SWC の内部のサイズを表示できます。
以下のようにどこにどれくらいの容量を使っているかがわかります。
最初のフレームが重くなりすぎていないかなどを簡単に確認することができます。
Mercurial(HG) をサポート
Mercurial(HG) と呼ばれる SVN をサポートしました。
今までは Tortoise GIT、または Tortoise SVN のみでしたが、新たに Mercurial(HG) が加わりました。
設定は
ツール(T) → 環境設定(P) [F10] → Source Control → HG
の項目を設定すれば使えるようになります。
プロジェクトツリーから直接「ソースパスに追加」が可能
デフォルトでは src がソースパスとして設定してありますが、 それ以外(例えば後で作った、hoge というディレクトリ) を右クリックすると「ソースパスに追加(S)」という項目が現れます。 ソースパスに追加することで補完が効くようになります。
リファクタリング・コードフォーマッターとして FDFlexFormatter プラグインを統合
待望のコードフォーマッターが追加されました。
設定は
ツール(T) → 環境設定(P) [F10] → CodeFormatter
設定項目が非常に多いので、こちらは別途記事を書きましょう。(絶賛募集中)
AIR アプリケーションの設定プラグインを統合
AIR プロジェクトで面倒だった application.xml を GUI で管理できます。
AIR プロジェクトを作成し、
プロジェクト(P) → AIR アプリケーション設定(A)
AIR アプリケーション設定ウィンドウが開きます。
こちらも設定などが多くなるので、別途記事を書きましょう。(絶賛募集中)
ショートカットの一括管理機能を追加
これも要望が多かった「ショートカットの一括管理」がついにできるようになりました。
今までは XML を編集するなどして、さらにバージョンアップの度に書き換えが必要だったりと面倒でした。
しかし、これからは一箇所で一括管理が可能です。超便利。
ツール(T) → キーボードショートカットの編集(H)
ショートカットがバッティングしていた場合も、警告を出してくれるので設定して「あれ?動かない」って事もなくなります。
